カナ・セミナー vol.3(2004年6月27日)
カナ・セミナー vol.3
2004/6/27
<メッセージ要約>
日本の教会にとって重大なテーマは「良い結婚」であり、更に日本のリバイバルのカギをも握るものである。
1 結婚への正しい姿勢
(1)良い結婚は捧げることから始まる。
結婚すれば幸せになると思いがちだが、良い結婚は結婚する前から始まっている。結婚するべきなら神は良い相手を与えて下さる(ヤコブの手紙1章17節)。結婚願望、或いは独身願望を捧げ、主が良いものを下さると信じて祈る。
(2)結婚の大切さ
日本の教会が一般的に弱く小さいのは、クリスチャンホームが少ないためである。なぜか。魅力的な結婚生活をしているクリスチャンが少ないからである。クリスチャンはクリスチャンホームを大切にする。しかし教会活動に熱心なあまり家庭をおろそかにすることがあり、教会ホームをクリスチャンホームと履き違えてしまっている。この様な家庭の子供はつまづき、教会につながらない。両親が家庭を大切にし、その信仰の姿勢が魅力的なら、まちがいなく子供は信仰を継承していくはずである。神は社会、教会、親子関係の存在する前に、夫婦という関係を造られた(創世記2章18節、テモテの第一の手紙3章2〜5節)。この聖書個所で、教会のリーダーの条件として教会活動に熱心あるべきとはせず、まず良い夫婦関係があり、良い父親であることに重点をおいているのは興味深い。
2 良い結婚の基本
(1)相手を変えることはできない。
飛行機の操縦は追い風、向かい風を微調整し、操縦桿から手を放せない。結婚も同じで、ありのまま相手を受け入れ、相手を変えようとするのをやめる。
(2)約束を破らない(ローマ人への手紙1章31節)。
上記の聖書個所で「約束を破らない」というのは、とんでもない罪が羅列されたあとに出てくるが、これを守らないと結婚生活が崩れるほど大切な意味をもつ。
(3)時間が必要。
結婚した後こそ時間を要してお互いを知っていく。
(4)会話は結婚生活の血液である。
豊富な会話がいつも流れるように、食事の時はテレビを消しましょう。
(5)許しは潤滑剤である。
これは結婚には不可欠であり、また、神の許しのもとに良い関係が修復される。結婚相手を条件付きで探す時、あなたが見つける相手は必ず不完全である。でも安心してください。あなたも不完全なのだから…。許しを中心として受け入れる、そのような関係を目指しましょう。
reported by ナガハシ(2004/7/7)