リバイバル新聞(2004年2月15日号)
出会いを提供「カナ・パーティー」
リラックス+ちょっとドキドキ!?
結婚の導きを求めるクリスチャンの出会いのひとときー、ウェディング・サークル「カナの会」=土井博子代表・JEC堺福音教会員=が主催する超教派のお見合いパーティー「カナ・パーティー」が1月31日、大阪市内のスイスホテル南海大阪において開催された。参加者は35教会より男性17名。女性32名。年齢層は三十代を中心に、二十代ー五十代と幅広く、会員以外の参加も目立った。プログラム後半にはフリートークの時間が設けられ、参加者は自由に歓談。主の豊かな臨在の中、一足早い春の訪れを感じさせる和やかなひとときを楽しんだ。
「リラックス+ちょっとドキドキ!?」をキャッチフレーズに、ティーパーティー形式で行われた「カナ・パーティー」は、今回が第1回目とあって、参加者のみならずスタッフもやや緊張の面持ち。讃美「シャロンの花」の歌声もどこか儚げで新鮮に聞こえる。
オープニングで紹介された証は「カナの会」第一号カップルから寄せられたもの。出会いから結婚に至るまでの道のりを振り返り、絶えざる神の導きに感謝する夫妻が、揺れ動く心の内と信仰をそれぞれに綴った証は、「神に祝された結婚」のイメージを鮮明に印象付けた。
ジャン・ドウゲン師=ニュー・ライフキリスト教会牧師=によるショートメッセージのテーマもずばり「出会い」。結婚は求める者に与えられる神からのギフトであり、犠牲的な愛を学ぶ場でもある、と語られる同師は、「大昔の出会い」としてルツとボアズを、また「ちょっと昔の出会い」として自身の結婚の導きを例に挙げた。そして、女性にはルツのような心の美人を目指すよう、男性には、そのような女性を理想とし、良き出会いのチャンスをしっかりとキャッチするようにとエールを送った。
続いて行われた自己紹介の持ち時間は一分間。集中する視線に耐えながらのアピールタイムとなったものの、熱のこもったトークで会場を沸かせる「つわもの」もちらほら。お待ちかねのフリートーキングでは、自由に連絡先を交換し合う場面も見られ、「楽しそうですね」とホテルマンも目を細める和やかなひとときとなった。
参加者の感想としては、「結婚に対する考え方が変わった」「予想外に人が集まっていてビックリした」の他、「フリータイムをもう少し設けてほしい」「次回はカジュアルな雰囲気のパーティーを企画してほしい」といったリクエストも多くよせられた。
カナの会では、パーティー終了後も積極的に出会いをサポート。交際希望の申し出などにも順次対応している。今後の予定としては、6月27日に毎年恒例の結婚セミナーがJEC西宮福音教会において開催される他、10月には会員を対象としたレクリエーションも企画されている